2011
08.25

この異様な折り紙が何だかお分かりでありましょうか。

先日、お見せするだけだと紹介しました「福本銭」でありますが、、コメントだけでなくメールからも反響があり、
「んだば、この秋から…」
と重い腰を上げたのであります。

そうなると、福本銭をポロンと裸のままお渡しすることはできませぬ。
それなりの体裁をつけたいものであります。
仕様書も必要でありましょう。

が、それらはスタッフに頼めばいいわけであります。

しかししかしですよ。福本銭の「気」を、お渡しする相手に、そのままの形でお届けしなければならず、それはイヤでも私メがしなければならないことなのであります。

そうです。
折り紙は、福本銭の「気」を封印するフクロなのであります。

「ケチ、そんなことは外注すれはいいのに…!」
なんて言わんといておくれやす。

ケチでやっているのではありませんのでございますです。

が、このフクロ作りは、まさに内職仕事。
容易ではありませぬ。

その昔、絨毯の見本屋で働いていました頃、小栗栖団地に軽トラックで、内職の品を運び、奥さんごとに説明してまわったことをおもいだすのでありました。
「それを、コレにいれて、こっちをここに…」
と説明すると、団地妻はニヤニヤして、
「ソレってなんぇ? なぁお兄さん教えてぇな、ソレって何のことえ?」
と魚臭い息で迫られたものでありました。
「入れるところはココなんとちゃうのんか?」
しどけなくスカートをめくって、ノーパンのナニをさらけだそうとするのでありました。

いかんいかん、神聖な福本銭なのに……いやいや、ナニも神聖な秘所……なんて、話はいつもの方向に引かれてしまいますですが、とにかく、フクロ詰めまでは、私メの仕事であろうとおもうのであります。

ハンコが曲がって押されていてもお許しくださいませ。