2014
06.17

奇門遁甲一月組は、先日、前半を終了したのであります。

7月から後半。
これからが真骨頂なのであります。
開花するためには蕾の時期を耐え忍ばねばならず、そういう期間が半年続きました。

作盤と吉格、凶格を叩きこんだつもりでありますが、叩き込まれたかは別のお話でありますですけどね。

で、後半は何をするかといえば、吉格といえど、吉格のあとに用いて良い吉格と、ダメな吉格がございますです。

たとえば、地遁の後に鬼遁を用いますと、地遁の吉効果が無効になるのでありますです。
おっとと…。

これを応用すれば、凶格を無効にすることも可能なのであります。
無効にできぬ凶格もございますれば、すべてに通用するわけではありませぬ。
いわばピルのようなものでございましょうか。
凶格にレイプにされて後ピルが効くか効かぬか、普通のピルなのか。はたまた避凶コンドームなのか。
ここも問題となるでありましょう。

まぁ、そういう密儀ということまで語ってよろしいのかどうか分かりませぬが、ただ吉格を使ってもはっぱど効果がないという向きにも、ある吉格をダブルで使うことはご伝授しなければなりますまい。

すると、おのずとダブルで使って良い格とダメな格ということまで言及せねばなりますまい。

「避凶を教えてください」
と春先に質問されましたけれど、そのご質問が、いわば奇門遁甲のすべてなのでございますです。

さあさあ、その準備は完了いたしておりますです。

後半は激しいほどの価値がございますですぜ。