2014
06.27
06.27
「許してください。むしるなら、花がちゃんと咲くまで待ってください」
「ならぬ!」
と庭にはびこる草花をブチッ、ブチッとむしり取るのであります。
昨日、郷里のモリオカに戻ると、実家は草に埋もれておりました。
小さな命とか、かれんな命などというデリカシーは通用しませんです。
ホフク前進の要領で黙々と草を取るのみ。
土の匂いが汗に混じり、陽光にいぶされて体臭となっておりますです。
お陰さまで、なんとか庭らしく戻ったのであります。
あとは体裁をつければひと段落でありますです。
茂みと、そうでないところのメリハリが大切でありまして、チリひとつなく徹底した草取りは、私メの得意とするところなのであります。
小石にはさまった枯葉も許されませぬ。
この場所は、ちいさな丘の小径を辿って視線を前方に移したときに、木々の間からぽっかりと十和田湖のように広がる湖をイメージしたところなので、けっこう神経質になるのでありますです。
しかし、実家の周囲には、まだまだ伸びている夏草が目立ちます。
明日は自動草刈機で刈り取ってやるからな!と、一瞥し、本日の作業を終えることにいたしました。