2016
05.26

四柱推命の命式は、運命に組み込まれた、その人の生き方のプログラムであります。

どういうモノの考え方をして、とういう行動形態をするのか。
これが元命式であります。

大運によって、プログラミングされた、それら潜在能力が起動するわけであります。

このように解釈すれば、すんなりと頭に入ってくるのではないでしょーか。

色情型の生年月日でも、大運によって現実に尻軽になるかどーかが決まるのであります。大運と年運のダイヤルが合わさった時、色情型の生年月日は桃色に燃え上がり、やがてプログラム内で刺激が発生した時に、破局を迎えるということになりますです。
ただ人間は生き物であり、人生は未来への一方通行でありますから、次の大運で色情が起動しなかったとしても、過去に桃色に燃えた事実は影響するのは言うまでもないことであります。

しかし、過去を悔いたとしても、その桃色の体験が、マイナスに働くだけだとは限りませぬ。「オレが守ってやろう」などという相手が現れないとも限りませぬ。

元命式というプログラムされた暗号を正確に解読することが四柱推命をモノにする一本道なのであります。

十傳スクールを主宰して三年半が経過しましたが、受講生の皆様を私メはしずかに観察してまいりました。
自分の負のプログラムをねじ伏せようとするお方、元命式通りに行動してしまい、負のプログラムに支配されてしまうお方。残念ながら、負のプログラムを逆手に利用するお方はまだおられませぬが、まことに面白いものであります。

四柱推命も、さらに深みをました講座の準備をしておる最中でございます。
どの本にも書かれていない、しかし名人たちの間では当然のものとして目くばせしているプログラム解読の技法も、今後のスクールでは語らねばなりませぬ。

大運は最初の五年は干を見よ、後半の五年は支を重視せよ、なんて言われていますが、これだって分かったよーな気がするだけで、講義されてはじめて、「そうだったのか!」と手を打つことになるのであります。

いやはや、神戸での奇門遁甲特別講義の準備をしながら、よけいなことまで語ってしまいましたです。