2023
01.18

老いのせいか、さいきん廃屋が目に付くのであります。
茅ケ崎の駅前だというのに、画像のような廃屋が、けっこうプライドをもってたたずんでおるのであります。
「オレだって建物なのだ」
とでも言いたげに。

いまセミリタイアが流行っているよーであります。
古民家に移住することもブームだとか。

たしかに、3年ほど世塵をはなれ、古い家に住んで、人生を清めるのも悪くはございませんでしょう。
それは誰しも持つ夢であるのでありましょー。

でも、なぜ古民家なのか。
古民家という言葉の響きは、都会の方々の心をひどく魅了いたします。
雨読晴耕の生活を空想すると、それこそが人間の原点なのだという気も致します。

しかし、古民家だと思ったら、昭和の家を改装しただけというケースもございます。
トイレが狭く、おしゃがみトイレという場合もございましょう。
いや、だいいち誰とセミリタイヤするのでしょー。
「犬と」
私メも、それには憧れますです。

けれど、やはり、廃屋をリフォームするのは、現実的ではありません。
2024年に奇門遁甲家相の局数が変わりますから、それに対応した家を考えなければならず、いままで古民家を見てきましたが、
「吉相の家相は難しいぞ」
これが結論なのであります。

そこまで考え至ってから、
「家相のセミナーは必要かもしれない」
などと、骨の折れることを思ったのでございました。