2023
01.27
01.27
溶けた雪が午後になって滴が凍結しているのであります。
儚い宝石でございます。
手のひらに乗せて温めてはならない宝石なのであります。
占いは時間という軸を基本に理論を展開いたします。
生年月日とか、占った時の月や日付。
それに磁気の考え方を加えたものが奇門遁甲でございます。
磁気は、「気」と同意語であります。
場所を移動することは、別の「気」で刺激を受けることなのであります。
「いつ」「どこへ行ったか」
この二つの軸で吉凶を判断するのが奇門遁甲であります。
多くの質問の中に、
「旅行の帰りの方角は気にしなくても大丈夫ですか?」
がございます。
そんなことを考えていたら、職場からおちおち帰って来られないではないか。
などと胡麻化して答えとしていたよーな記憶がございます。
自宅は原則として慣れ親しんだ「気」があるのであります。
異なる気を受けることによって、本人の体質が変化するのが奇門遁甲の基本的な考え方でありますから、
「凶方位でも別に気にすることはないですねぇ」
心ではそう申し上げているわけであります。
反論はあるでしょう。
「奇門遁甲は時と方位の配合で決まるからには、自宅でも気が変化するのでは」
「悪い方位で帰ったら、やはり悪いことが起きました」
世の中は90%は悪いことが溢れているのであります。
良い方位で帰ったら、では良いことが起きましたか。
いやいや、良いこと悪いことという観念が、奇門遁甲を使う時の問題として浮上してくるのでございます。
「吉方位」「凶方位」という観念であります。
が、そこまで書き進めると、テーマが変わりますから、ここまでといたしましょう。