2023
07.28

夏場はニガウリがイイです。

調理が簡単だし、タバコを吸わなくてもいいくらいの苦さ。
これをビールで胃袋に流し込むのは、夏ならではの美味しさです。

最近の野菜の味がマイルドすぎるというのは、よく耳に致します。
ピーマンも、オクラも、ミョウガも
「味がない…」
なのは私メだけが感じることではないと思いますです。
それはそれで好き嫌いなく食べることが出来るのでイイことかもしれませんし、
「あんた、いっつも文句ばかりだね。ちょっとは褒めなさいよ。時代を肯定しなさいって」
とお叱りを受けそうであります。

お叱りついでに、鎖国の3年間は最高でした。
今年の旅行客はずいぶん増えているとか。
たしかに電車や新幹線の混み方はうんざりします。
どーして、こうも情報とかに左右されやすいのか。
つけあがってホテル料金もバカに高くなっているとか。

さー、そういうことですので8月のボイドタイムであります。
2023年07/30(日)08h50m in射手 ~         12h45m
2023年08/01(火)11h12m in山羊 ~         12h58m
2023年08/03(木)06h16m in水瓶 ~         12h06m
2023年08/05(土)10h21m in魚  ~         12h20m
2023年08/07(月)13h14m in牡羊 ~         15h25m
2023年08/09(水)19h40m in牡牛 ~         22h06m
2023年08/12(土)02h29m in双子 ~         07h53m
2023年08/14(月)16h47m in蟹  ~         19h37m
2023年08/16(水)18h40m in獅子 ~  /17(木)08h15m
2023年08/19(土)17h51m in乙女 ~         20h55m
2023年08/22(火)05h32m in天秤 ~         08h23m
2023年08/24(木)14h10m in蠍  ~         17h08m
2023年08/26(土)20h58m in射手 ~         22h06m
2023年08/28(月)20h48m in山羊 ~         23h32m
2023年08/30(水)12h05m in水瓶 ~         22h57m
2023年09/01(金)19h36m in魚  ~         22h25m
2023年09/03(日)20h57m in牡羊 ~  /04(月)00h00m
2023年09/06(水)01h48m in牡牛 ~         05h08m

8月のボイドタイムの多くは、月と冥王星や海王星、天王星との意味ある座相を結んだあとの時間帯が多いのが特徴であり、不気味なのであります。
例外的に8月16日は月と太陽が獅子座で0度の直後。26日は月と火星が射手座で90度の直後であります。
ちなみに、7月30日のボイドは月と金星が射手座で120度の直後なのであります。
だから安全というのではございません。

いずれにせよ夏の休暇の前後の情報はかなりのフェイクな部分が多いのでお気をつけあそばせ。

2023
07.27

やっと体力が回復したせいか、本日の食欲は狂っておりました。
昼に焼肉屋で大盛のご飯を二膳。
そして夜は、いただき物のカニを眺めつつラーメンを二人前。

そして水二リットルを一気飲みしたのであります。

昼間に銀行に行きましたら、汗がタイヘンなものでした。
噴き出すというよりも、こぼれ落ちるのであります。
首に巻いたタオルはナマズのように重く、汗を吸っておりました。

私メの四柱推命での命式は、三大悪命のひとつ、「火炎土燥」。
たった一つの救いは、辛が蔵干にあること。
でも、この真夏の暑さでは、辛は溶けてしまって役に立たないのであります。

いつもなら、「チョーセン人!」と唱えることでしのげましたが、先日のモリオカで、久しぶりに会った弟が、大のチョーセン人嫌いになっていて、お株を奪われた感がございます。
そのうえ、法事に欠席した行かず後家の叔母に対して、妹が「オノ家の墓には入れない!」と一人、気炎を上げておりましたから、私メの「この世からあの世を呪ってやる」という言葉にも迫力を欠いておりました。
みんなオノ家病を発症しておりました。

で、ありますから、暑さを吐き出すスベを失っておりますから、出るのは汗ばかりであります。

しかし、食欲が戻りましたから、まずはひと安心。
あとは冬を松葉ガニ…いや、冬を待つばかりなのでございます。

2023
07.26

齢をとってつまらないことは、普通の怪談話に鈍感になってしまうことであります。
子供のときは、幽霊が怖くて階下の便所までのみちのりが怖くてたまりませんでした。

高校になり、好奇心も手伝い、祖父の山寺に友達とつれだって、幽霊採集を試みたことがございます。
昆虫網を片手に、人魂を採集しようと、山の斜面にならぶ墓石にかこまれて夜明けまで蚊に刺されたものです。
しかし、やはり怖くはあったのです。
人魂も幽霊も出ませんでしたが。

でも、オノ家の建て直す前の家は亡霊の棲家だったかもしれません。
誰もいないはずの灯もない暗闇の部屋から、誰かのひそひそ声が聞こえたり、玄関先から草鞋のこすれる音もございました。

もっとも笑えたのは、つい10年前のこと。
老母がオノ家の祖母の悪口を言った時のことでした。
夏の夜のことであります。
開け放した戸から、赤い蛾が旋回しながら、老母のスカートに飛び込んだのであります。
「やんたごと~!」
老母はスカートをほろいました。
しかし、蛾はいちど高く飛び、蛍光灯にぶつかると、こんどは鱗粉をまき散らしながら、ふたたび老母のスカートの中に。
「おばあちゃんだ、おばぁちゃんだ」
私メは手を叩いて喜びました。
「悪口を言ったからだ」

老年に達すると、お化けを笑いの種にしてしまうのであります。

身も凍るよーな怪談話に飢えております。
西洋のホラーでは、ビックリさせられるだけで、ゾッとすることはございません。

情念の恨みがやはりゾッとさせられますです。

と、すると自分の恋愛をかえりみた方が恐ろしいのかも。