2024
12.17

東北新幹線が北へ北へ。
雪がだんだんと深まっているのでありました。

私メは車窓のシェードを半分閉めて、その枠に頭をもたせてミステリの続きを読んでいるのでありました。

「~」
隣はお若いお女性。
スマホではなく、珍しいことに本を読んでおられました。

横目で盗み見ましたところ、「神社にいく人は運がつく」だったかと、「開運術で人から好かれる方法」みたいなタイトルでございました。

へへぇ。

と、お女性は大宮を過ぎたあたりで、ブーツをお脱ぎになられました。
そこからが地獄の始まりだったのであります。

プーン~

東南アジアの香辛料のような臭いが漂ってきたのであります。
隣のお女性の通路を挟んだ座席には、土色のインド人がデカ腹をさらしておりました。

こいつだな、臭いの主は!

殺意をこめた視線を叩きつけました。

が、臭いは、インド人からではなく、どーやら隣のお女性のブーツからなよーなのであります。
彼女がトイレに立つと臭いが消え、戻ってきてブーツを脱ぐと、あの臭気が…。

さいわいにして仙台で降りてくれましたが、「神社に行ってもダメなんだぁ」「開運術しても人から敬遠されるんだぁ」と呟きたくなりました。

ミステリも頭に入っておらず、また前に戻って読み返すのでありました。

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