2025
03.17

この世には信じられない話がございます。
幽霊とかUFОの類ばかりではございません。

財運に関わる話であります。
理性ではどーしても理解できない話。
この話を受けた時、
「この人たちは気狂集団ではないの?」
としか思えませんでした。

そこで、成否を占う前に、「この話は本当か?」と、断易の神様にお尋ねしたのであります。

出た卦が地雷復。六合卦。
伏している巳父母が旺相し、日晨を持しています。
忌神の亥は空亡。日冲に逢ってはおりますが、伏している父母に影響を与えることはございません。
非常に強い父母であります。
と、すれば、この話は本当か?
隠された誰もが知らない話なので伏していて当然かもしれません。

それでも、私メの理性はまだ頷けないのでした。

日晨を持つ爻が、化墓、化絶、化剋した場合、日晨壊変と言いまして、即座に凶現象が出ることがございます。
たとえば死にさいしている病人を占って、日晨を持てば、元気になるとは採らず、落日の最後の光としてとらえ、それが日晨壊変に逢えば、即日に死に至る必殺の卦であります。

では、この父母は日晨壊変には当たらないのか?
断易NEXT科で取り上げる内容ですが、日晨を持つ爻が多元した場合、空亡の場合、伏している場合も日晨壊変に準じるのであります。
が、巳父母が伏しているのは、さきに延べた、秘密の内容と解すれば、巳父母は生きているのであります。
なんでもかんでも日晨壊変に絡めすぎてみてはなりませんが。
それでも強すぎることが気になります。

念のために用神を応爻として見ても、青龍が付して「嘘ではない」となるのであります。
ただ日晨の絶に入るが、気にはなりますが。

占いという仕事は、このよーな信じられない話に直面することが、年に何度かございますです。

  1. どんな不思議な話でも平然と受け止められそうな先生が、気狂いと思えるほどの奇妙な話。
    激しく興味をそそられます。でも、その奇譚の真偽を断易で求めることのできる先生もまた、
    この世の人間の理から足抜けした不思議な存在であって、お話しとっても聞いてみたいです。

    ●十傳より→興味深い事例なので、これは一段階ついたところでお見せしたいと思いますです。話の内容を変えて。

  2. 朝刊メール見ました。精霊を先生は、信じていらっしゃるんですね。

      ●十傳より→本日だけね。

  3. 興味あります。講義とかで障りない程度で内容紹介して欲しいでし

      ●十傳より→んだでしね。が、多くは講義内容ですね。

  4. 先生ありがとうございます!
    事例の解説すごく楽しみです!

      ●十傳より→いま真っただ中であります。

  5. 土里◯金のような話ですか? 現代ではもう使えないのでしょうか…

    ●十傳より→土里…「どさっと」と読んでイイのでしょーか。であれば現代でも正解であります。