2013
07.10

「んでば」
と18歳の春に別れたきり、会わないでいるクラスメイトはかなりの数でありましょう。
田端君も、その一人でありました。
卒業後、20数年が過ぎてから、人づてに「モリオカに帰っているらしじぇ」と聞いたことがございます。
白血病で入院しているということでありました。

田端君は、東京の病院のX線技師でありました。
「死ぬぞ、は」
「イイおん、死んでもいいおんや」
と別れたきりでございました。

そして田端君は、誰とも会いたくないといって、死んだそうでございます。

さて、福島でございます。
東電の58歳の、震災のとき陣頭をとっていた男が、食道がんで亡くなったとか。
放射能を浴びたのが原因ではないと、東電は語っているらしいのであります。
真相は分かりませぬが、マスコミも妙に、ソレについては押し黙っているのであります。

代わりに、「この夏は暑い暑い」とばかりに、大騒ぎしているのであります。
どうもヘンでございます。
あたかもクーラーが必需品で、ソレに使う電気がいかに大切かを、じんわりと広めているような気がいてなりませぬ。
つまり原発が必要だと、煽っているかのようであります。

ヘンだといえば、オリンピック誘致も同様であります。
いつから東京都民は、誘致に賛成に回ったのでありましょう。
いや、テレビでは、すくなくても誘致に反対する人々の報道はいっさいございませんです。

サル民族は、先の総選挙でも分かる通りに、情報に染まるのが特徴でございますです。
その結果、鳩山に元首相という肩書を与えてしまったわけでございます。

ふたたび総選挙があるそうでありますが、サル民族はまたしても投票などするのでありましょうか。
やはりテレビでは、投票を呼びかけ、投票することが正しいことだと押し付けておりますです。

運命学では、
投票は、よく知りもしない赤の他人に、汚職の権利を与える無責任な行為とされておりますです。
占いを志す者、あるいは運命学を追及したい人は、投票してはなりませぬ。

情報という人心の操作が、今年になってからとくに目立つのであります。

だいたいにして、
石原裕次郎という俳優がおりましたが、カッコイイと本当に思っておりますでしょうか。
私メはそうは思いませんです。
スキーなどで骨折などする運動神経のよほど鈍い男だと下に見ておりましたです。

たとえば、そういうように情報排除して、自分の目でものごとを見ることによって、正しいかどうかはわかりませが、カンが養われるのでございますです。