2017
04.24

昭和の男たちが「おおっ!」と唸った写真であります。いくつかの喫茶店に飾られ、私メも呆けて眺めたものでございます。

男にとってお女性は魔物かもしれませぬ。
とくに四柱推命で財運が喜ぶ神で、それが10代や20代に到来してしまうと、それは喜ぶ神であっても悪神に姿を変える場合があるのであります。

ひとくちに財運と申しましても、お金に恵まれるとは限りませんです。
もしも、自分でビジネスをしているなら話は別でありますが、サラリーマンであれば、その財運は頭上を通過するだけ。

いや…財運到来の10年間は、どこか世の中をなめてかかるモノであります。まじめに働く民衆が、バカ見えて仕方なくなるのであります。

で、若い頃に喜ぶ財運が到来した男はどーなるか。

お女性に狂うのであります。
それで取り返しのつかない事態を招いて、それが将来の傷となるケースがホトンドなのであります。

老人になってから、喜ぶ財運が到来した場合はどーなるか。
お女性と男の財運の相違点は…。

おっととと、これは十傳スクールの四柱推命接続科や卒論科で講義する内容に抵触してしまうので詳しくは申せませんが、つまり財運が来たからと言って、たとえそれが喜ぶ神でもバカ喜びはできないのであります。

先日も、占いグループに呼ばれ、皆々様の雑談に耳を傾けていましたが、「これでは当たるモノも当たらないべなぁ」と苦しくなりましたです。

食傷があるからどーだとか、いま官殺運が来ているからどーだとか…。

これは、四柱推命の喜神、忌神論を残しておく必要がありそうだと、またもや自滅的な思いに駆られるのでありました。いつまでたっても引退できないではありませぬか。そういうことを語る名人が不在では、たとえ何年かけて占いを学んでも「幸運の10年とおっしゃいますが、その10年は悲惨でしたよ」とお客さんに憐みの目でみられる結果になってしまいますです。
困った、困った。