2021
03.04

神楽坂の事務所の斜め向かいの家屋が壊されておりました。
そして家の魂が抜けているのであります。

人間の営みは創造と破壊。そして創造の繰り返しであります。
百年を振り返ると、百年前よりも、はるかに進んだ世の中になっている錯覚に、つい陥るものであり、社会とは、つねに前進していくものと考えがちでございます。

未来は、想像もつかないほど文明が栄え、快適な世の中になっているものと思ってきました。

平安時代に陰陽寮などがあり、人々は陰陽五行によって生活をしてきたと聞かされると、
「さぞ遅れた社会だったろうなぁ」
上から見下ろす視線で、優越に浸るものでございました。

映画「猿の惑星」、小説「タイムマシン」などでは、これらは、すべて思い込みであって、未来の社会は、人間がつくりだした、その文明のおかげて滅びかけていると警告していたのかもしれません。

いま確実に社会は衰退しておりますです。
精神の荒廃が、昨年あたりからリアルに現実面としてあらわれておりますです。

中国は、領土拡張のために、いままでの常識では許されない行為を正当化させ、さらに激化させております。
「話し合いで解決できる」
「国際社会が連携して」
などの手ぬるさでは対処できないところまで来ているのであります。

民主主義、資本主義の弱点を突かれ、集団暗示に惑わされ、お金という欲のために、最後には存在すら危うい状態でございます。

これは、はやく死なねばなりません。

理屈ではないのであります。

奇門遁甲で、丙奇の凶格を犯したあと、避凶する手立てがないことは、
「世の中の勢いには、どんなことをしても防げない」
という理由によるものであります。

おヌードカメラマンは申します。
「いまは、そこまでは写せない。撮ってはおくけれど、五輪が終わるまで待て」
と。

じつに酷い世の中になってしまったものでございます。

目に見えない放射能からはじまり、目に見えないウィルス、目に見えない時代の流れ。

最近、占い鑑定が激増しているのは、予知能力に敏感な方々が、滅亡の恐れを予感しているからかもしれませんです。