2022
05.24

自由を謳歌しよーと、クルマでモリオカから茅ヶ崎に向かったのであります。
約650キロほどありましょーか。
自動運転に、すぐに切り替えたのですが、けっこう、
「キツイ…」
すぐに後悔いたしましたです。

途中、バーキングエリアで、喜多方ラーメンをすすりましたです。
ラーメン丼の斜め前に、円盤型の奇妙なモノが、画像でご覧いただけたと思います。

これは、モリオカの北に三戸というところがございまして、そこの名物?の三戸煎餅のお赤飯なのであります。

もともと、南部藩だった三戸は、おおむかしにモリオカに移ったのであります。
南部煎餅は、耳にしたことがあるかと思いますが、
「三戸煎餅は…」
有名ではなく、地元の方だけで通用しているよーであります。
南部煎餅に比し、ゴマが少ないのが三戸煎餅。
が、三戸の方は、
「これこそがホンモノ」
どこにでもある元祖自慢なのであります。

さてさて、この三戸煎餅のお赤飯の作り方は実に簡単。
お赤飯を煎餅にはさんだだけ。それをサランラップで蒸らすと、硬い煎餅が柔らかくなり、しかも胡麻の香りが、コミンとするのであります。
見た目は、「貧乏おにぎり」ですが、お味は絶妙でございます。

食堂は客もまばら。
ラーメンと一緒に、三戸煎餅お赤飯をむさぼのでありました。
でも、これは胡麻が多い煎餅なので南部煎餅お赤飯であります、ホントは。

お赤飯は、レンジで2分のヤツであります。

朝出がけに、作ったのであります。

食い終えて、ふたたび高速で、一路、関東を目指したのでございました。

胃袋が満たされると、つい居眠りが。
ハッと気づくと、自分の腿がみえました。
一瞬、眠っており、首を落としていたよーなのであります。
でも、大丈夫。そこは自動運転システム。
ちゃんと路線を守って走っていてくれたのであります。

私メの愛車には、座席にマッサージが装備されていて、
「まるで年寄り車だな」
とバカにしていましたが、食後の眠気覚ましの一助になることを、つくづく知らされたのでございます。

しかし、もしも、岩手の物産展などで南部煎餅を見かけましたら、ぞうぞ購入して、お赤飯を挟んで試食してみてくださいまし。
多めに、紅ショウガを加えると、いっそう美味しゅうございます。

豆の煎餅ではなく、胡麻煎餅を強くお勧めいたします。