2022
05.13

子供のころから、自分の髪の毛を切っておりました。
一時期、美容室に通った若かりし日がございましたが、この20年で床屋に行ったのは一度きり。

本日も、
「長くなり過ぎた…」
チョキチョキしたのでありますです。

くせ毛でして、梅雨時からは、その、くせっ毛がますます強くなり、カーリーみたいになるので、そろそろカットする季節なのであります。

カットするコツは、くせっ毛が内巻きになるあたりでチョッキン。
指で二巻きするあたりだと、最初のチョッキンで目測いたしますから、あとは楽。

自分でカットする良いところは、切り落とした髪の毛から、
「白髪が多くなった…」
老いとか、健康状態をチェックできるところでありましょーか。

後ろでようやく結えるほどの長さにいたしますから、
「失敗した!」
というときでも、誤魔化せるのであります。
それに他人は、そこまで他人である私メを注目することもありますまいし。

昔の、総髪の荒行師たちは、髪が伸びた時には、河原の石をこすり合わせて髪の毛を切っていたとか。

思えば、多くのことを、お金を支払って他人に頼んでいることが多ございます。
家を建てたり、食事を摂ったり、服もそうです。靴もそうです。すべて人に任せておりますです。
故障すれば、クルマもPCもお手上げ。
鉛筆ひとつすら作れません。
自分でするのは、ウンコぐらいでしょーか。

が、自分でいろいろとやってみよーという意識は、国家にとっては危険かもしれませんですね。

だって、毒薬も作れるし麻薬だって作れる。爆弾も簡単に作れるはずでありますから。

それであっても、自分で自分のことを処すことが出来なければ、可能性にも気づかないし、工夫という知恵も湧かないだろうし、いつも不満ばかりが内部で醗酵し続けることになるのであります。