2022
05.27

占いの鑑定は色々であります。
恋愛から病気、仕事の占いなど数え上げたらキリがございません。

その中で、もっとも厄介なのが『家相』。コレであります。
マンションとか小規模な家相ならば、イイのでありますが、邸宅となると話は別。

お金持ちの建築はタイヘンなのであります。
古い建物を取り壊し、更地にするところから始まるのであります。
お清めとか、そういうものにも手を染めなければいけません。

そして設計。
地形に合わせてのアドバイスなど。
建設途中にも顔出し、細かなチェックをするのであります。

鑑定料は、一坪一万円と設定しておるのですが、建て終えるまで何回も何回も足を運び、打ち合わせをいたします。
真夏の暑さ、冬の寒さ。雨の日風の日。その風の向き。
そして太陽の通る位置も季節ごとに変化いたします。

疲れ果て、他の仕事が困難になるのであります。

家相の依頼がくると、ビクッといたします。
「マンションですよね」
と念を押すのであります。
マンションであれば、引っ越しの方位などが加わりますが、チャックポイントが限られていますから、これは楽しい仕事になりますです。
しかし、
「いや、土地を得たいのですが」
これから始まった日には、「この一年間は地獄かも」と頭を抱えるのであります。

モリオカの実家は、自分のことなので必死になって考えましたが、三年以上も要したのでございます。
さらに2024年から、家相盤が変わるので、新しい家相盤を見越して対応するので、
「大変だ!」
大変だというのは、家主の希望に添わなければならないし、病人が出ず、バカ息子は利口になり、オブスの娘さんは好い男と結ばれるよーに運勢を上げなければなりませんから、仕事が終わっても、数年はビクビクするのであります。

さーて、本日の、家相の依頼を、
「どーしたら…」
考え込んでいるのであります。