2011
10.27

仕事が一段落し、本屋にいきまして、その帰り、遠回りして自転車を走らしていましたら、魚屋で牡蠣を売っておりました。

生の牡蠣はちと苦手であります。飲み込む時にゲロンと白眼を剥いてしまうのであります。

でも牡蠣フライは好物です。
好物ですが、年に一度と決めております。

それで、今夜、その年にいちどの牡蠣フライをしたのでありました。

ただそれだけであります。

白ワインを飲みつつ、サクッサクッと食っただけであります。
そうして、酔いがまわり、しばし仮眠、便意によって目を覚まし、もずく現象。

牡蠣は、私メの体内を通過して、いずれ海に還るのでありましょうか。

ああ、また同じようなことになったなぁ、と恋をするたびに、それがなんであるかは今は気づきませんが、そう感じることがありますでしょう?
牡蠣フライは、私メにとって、秋も深くなったなぁ、今年も…とおもわせてくれる食いモノなのであります。

発展性のない同じことの繰り返しも、なかなか味のあるもののようでありますです。