2012
06.14

神保町にちっぽけなロシア料理をいとなんでいる店がございます。
そこでおランチをしたのでありました。
ロシアのオバちゃんが薄い笑顔で迎えてくれ、「二階へ」と頭上を指差しましたから、激しく急こう配な階段をのぼりましてございます。
すると、店員が叱られているところでありました。
「すみませんと、なぜ言えないのだ!」
と、これは日系ロシア人…いやいや純日本人でありましょう。
「返事はどうした!」
「はぁ」
てなかんじで、客に気づくと、ばつの悪い笑いで誤魔化して、奥へ。
店員の兄ちゃんが、残されて「らっしゃいませ」。
それで、ロシア風カツレツを注文。
9度のロシアビールも頼みました。
この兄ちゃん、叱られるのも当然で、要領を得ないのであります。
あぶなくビールをこぼすところ。
「あっ」
というだけで、やはり「スミマセン」のいえないタチらしいのでした。
おとなしそうですが、これは、かなりのツワモノかもしれませぬ。
こういうのは人間関係が原因で出世はできないでありましょう。
お女性でも、よくいますです。
イイ人風なのですが、言う言葉がチクチクうるさいお女性が。
「オノさんは素敵ですね」と嬉しがらせておきながら「額が狭いところがいいですね。可愛いネコの額っていいますよね」と、ケンカを売るつもりなのか! てな調子のお女性がおりましたが、まさに似たタイプ兄ちゃんなのでありました。

世界三大スープの一つとかいうボルシチが運ばれてきました。
そこでも兄ちゃんは、あやうく皿を落とすところ。
こんどは「ああっ!」でありました。
おとなしいなら、おとなしさに徹しなければなりません。もみ手でニコニコ接待し、自分が悪くなくても「すみません」を連発。
アキンドの国の関西人は「すんません」の応酬ではありませぬか。
イイ人を装いつつ、チクッとした発言は、そこから嫌われるのであります。
毒舌したいならば、最初の雰囲気から純粋な毒舌家でなければならないのであります。
ユーモアのつもりの毒舌は、その人の純粋を濁す元凶であります。
兄ちゃんは、最後まで私メを楽しませ、思考に耽らせてくれたのでありました。

カツレツが付き、ああ、最初にはコールスローのような野菜がでました。そして最後にはデザート。
これで1000円しないのであります。
鎌倉ならば、2500円はぶんどられるでありましょう。しかも不味いくせに。
流れる曲はダークダックスのロシア民謡。
つい踊りたくなるのでこざいました。
目をつぶると冬の稚内のロシア料理店が浮かんでくるのであります。
「わたしと踊りましょう」
とロシア娘に誘われて、したたかに酔い、外に出ると5メートル先も見えない白い闇。吹雪でありました。
おロシアもいいなぁ……見知らぬ街に思いをはせて、お兄ちゃんに「ご馳走さま」と声をかけました。
「はは」と返されたのでございますです。
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2012
06.13

古い家が壊され、更地となり、新たな建物が出現するのは、日常のことかもしれませんです。
が、近所で、とくに隣の家が壊されたときは、運命が変化するサインであります。
方位学の秘伝に、玉埋めの法とか、杭打ちの法がございます。
これも、もとを返せば土を掘り起こすことに通じるのであります。
どの方位の土を掘り起こすかで吉凶が決まるのでありますが、それはそれとして、年寄りや病人は、この土の変化をきらいますです。
半年以内に亡くなったりいたすモノ。
私メの祖父も、モリオカの実家の、隣家が家の建て直しをしたところ、やはり半年で死んだのでありました。
健康体の人ならば、土の変化のストレスに耐えて、逆に幸運をつかむこともございますです。
いずれにしても運命の変化は避けられぬ仕儀のようでありますです。

人間関係の交換時期を、予感したのであります。
古い八棟の建物をすべて撤去し、そこにアパートを建てるのだとか。
今までの住民が去り、新しくよそ者さんが越してくるのでありましょう。
それは、自分の運命にも似たような現象が起こることになるだろうと、受け止めなければならないのでございます。
最後まで住んでいた偏屈な爺さまも、何処かへ連れ出されてしまったようであります。
朝、顔を合わせるたびに、挨拶すると、
「うむ」
という感じで毅然としていた老人を会えないのは残念なことでありますけれど、これもサダメというものであります。
おそらく、これから、いくつかの別離を体験することになるだろうと覚悟きめ、むしろ、これからの出会いというモノを楽しもうと、心を切り替えるでございます。
昨日の雲と、今日の雲が違うようにであります。
方位の秘伝をチラッと語りましたが、セミナーでは、わざわざ土を動かさずとも、目的を達成する「造作」を中心に進める所存であります。金運はもちろんのこと、試験を合格に導くためには最適な方法を。
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占いのお話 /
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2012
06.11

この画像は、いつもコメントを寄せていただいているdaiさんからの、寄贈であります。
ほほぅ、「妄」の文字でありますです。
「人生」よりは洗練されているというか、スマートでありますですね。
妄=亡+女
亡き女を悼んで、日々、バイクを走らせているのでありましょうか。
な、ワケがありませんですね。
ピンク地に「妄」でありますから。
「忘」なら、亡+心で、心を失う意味で、それこそ亡き人を悼むことになるでしょうが、
妄の「亡」は「七」に通じるという解釈になるのであります。
七人の女。
七は七ツ星、北斗七星。
北極星を中心に回転する七つ星であります。
つまり、中心のない女ということになり、妄想は、まとまらない思いという意味に通じるのでありますです。
ちなみに、「妾」は男を立たせる女という解釈もございますが「泣」のさんずいがないのが「立」でございますから、涙を忘れて、文句ばかり言う女という意味もございますです。
このバイクの持ち主が男であれば、本命のいない男だと、世間の無意識に訴えているのでありましょう。
お女性の所有するバイクなら、「マジにならずに遊ぼうよ」と道行く男たちを誘っている桃色の気持ちである証なのであります。
昨日の「人生」という大上段に振りかぶった文字に比べ、なにやら意味深であるようであります。
人生を測字でみますと、「生」=牛+一。
一を人と合成して、大。
「大牛」という文字が隠されているのであります。
そこから、妄想的な判断が出るはずですが、私メにはちと分かりませんです。
いやいや、daiさん、ありがとうございましたです。
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十傳の日記 /
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