2012
10.17
10.17
事務所でくつろいでおりましたら、郵政の使われ者が「お届けモノです」と手渡した中身が、コレでありました。
数ヶ月前の、当ブログで触れましたが、福本銭の持ち主が、何ということか、横溝正史ミステリ大賞をとった話題をご記憶でありましょうか。
その、ご本だったのでありました。
パラパラっとめくりましたが、まるで砂金がこぼれるかのような、ぞくぞくする内容でありますです。
このお方のペンネームは、愛犬の名前。
その愛犬が、去年とつぜんに世を去ったとか。
悲しみを埋めるための切ない情熱なのか、やはり才能なのか、はたまた福本銭の効き目なのかは、つまびらかにせぬ方がイイのかもしれませぬ。
が、やはりこういう受賞は、自分のこと以上に嬉しいのであります。
お礼のメールをしたらば「老後の資金つくりにしたい」とか。
この言葉、自信のほどがうかがえますです。
そろそろ雨が降りそうなので、帰ろうかとしましたら、今度は黒ネコの回し者が段ボールを重そうに運んできたでございました。
なんと可愛らしいご本でありましょうか。
やや、おしょすいことに、私メの新刊本ではありませぬか。
ギャッとなったのでございます。
運命学を分かりやすく書いたつもりでしたが、掃除本になっておりました。
これは汗顔モノでございます。
内容は分かっていながら、まずはパラパラ。
ふむふむ、今度こそは売れるであろう…と独り言をつぶやくのでありました。
自分の本を作ってもらえるというのは、じつに幸せなことなのであります。
学研から1300円で、来週あたりには本屋に出るそうであります。
デッドマンともども、よろしくお願いしますぞ。