2025
01.10

プロのギャンブラーや投資家たちが手を出さないギャンブルに、宝くじがございます。
割に合わないというのが、その理由とか。

千円以下の雑誌の記事をみて、10億円の当選を射止めようなどと本気で思っている人のいることに驚くのでございます。
また、「一等当選の方法を教えてください」と占いの依ギャンブラーと投資家が手を出さない博打に、宝くじがございます。

だいたいにしてギャンブルは胴元が儲かる仕組みになっておりまして、宝くじはその最たるもの。売り上げの半分は国という胴元が得るよーであります。

それを天下り用の組織などに投じているのですから、なんともはや。

最近は宝くじの特集依頼が来ないので言えるのでありますが、雑誌の依頼で宝くじ特集の原稿を作成するときに、真っ先に頭に浮かぶのが、その雑誌が何万部売れて、そのなかで宝くじの高額当選を果たす人が、何人いるのか。コレであります。頼人にも驚くというか、呆れるのであります。
そんなことが出来たなら、
「易者などになっておりますか?」
でございます。

一等当選は千万分の一、二千万分の一ともいわれております。

人気タレントを大勢登場させたCМの制作料はいかほどか知りませんが、それほどの資金を投入させられるほどの旨味が宝くじにあるのであります。
ということは、宝くじを購入する者のニガ味でございましょーか。

そして、それでも「もしかして」という僥倖運に縋りつくのでございます。
「神は自分を見捨てないのでは」
と。
そして、そして、ハズレては、「運がない」と絶望に暮れる繰り返しなのであります。
ホント、バカでございます。