2025
03.22
03.22
人混みが嫌いだからであります。
桜を見物するなら、一人きり。これがイイのであります。
可能であれば、高い塀で囲った庭に、一本の桜木があり、満開の桜を一人で見たいのであります。
桜の話をしたいのではありません。
孤老の時をどのよーにして過ごすか。
すこしリアルに考える時が来ているのであります。
二つの選択がございます。
●共通する趣味を持つ老人たちと和やかな時間を大切にする生き方。
●一人の時間を楽しむ生き方。
私メの生年月日からすれば、後者でございます。
団体行動は難しい命式なのであります。
ただ、孤独を維持できるのか、これが問題。
孤独の時間を楽しむとは申しましても、ある時、耐えられないほどの淋しさに襲われることはあるはずであります。その淋しさに負けて、集団に混じってしまうと、純粋な一人の時間は汚れてしまいます。
また、老人たちと和やかな時間を大切にする生き方を選択したとしても、ある時には、一人きりになりたくなるはすであります。そこで集団を拒否してしまうと、変な噂が飛び交い、また当人もその噂に悩んでしまい、やはり生き方が泥みますです。
私としては、人間になる前のお女性は「たまには」必要であろうな、と考えております。
数人の、30代から60代のお女性。
「たまには」一人の部屋に桜が咲くのも悪くはない、なのであります。
そのためには、清潔さと、特技と、いくばくかのお金。