2021
07.14

四柱推命初等科の仮予約は順調?に増えております。
このままだと開講へと進む可能性が高くなっておるのであります。
でも、仮予約は、当ブログ上部の「お問い合わせ」からどーぞであります。

ここで、四柱推命の位置づけというか、どのように捉えるのかを簡単に述べておくことも無駄ではないと思います。
生年月日時の干支と、10年ごとの大運によって、当人の運命を測定することが四柱推命でございます。

「同じ誕生日の人は、同じ運命ではないのか」
などと考えるお方がおりますが、この世の一人として同じ運命を辿る人はいないのですから、そうお考えの方は推命に悪意をお持ちの方でございましょう。
「同じ誕生日だから同じ運命」と断じるのであれば、とっくの昔に四柱推命は滅んでいたことでございましょう。

生年月日時から割り出される干支(合計八つ)を『原命式』と申しますが、これは例えれば、一台のクルマとみれば分かりやすいのであります。

クルマにはスポーツカーもあるし、セダンも、トラックも、バスも、軽自動車もございます。
それぞれに特性がありまして、それに応じた用途もございます。
自分の原命式に適した生き方をすることが幸運へとつながることになりますです。

たとえば原命式がポルシェだといたしましょう。
ポルシェは高速道路で、その機能を発揮いたします。
しかし、近くのスーパーへのお使い用として使えば、燃費やトランクの容量などの点で軽自動車より劣るかもしれません。

反対に軽自動車は高速道路に出ると、ポルシェにはかないません。それどころか疲れてしまうかもしれません。

またベンツは街中を走ることで存在価値を高めますが、傷つれられると値打ちを落としますです。また農道では物笑いの種になるかもしれません。

『原命式』に当てはめれば、せっかくの素晴らしい事業家としての素質があるのに、平社員で一生を終える場合もあり、事業家として羽ばたく場合もあるでありましょう。
おかれた立場、あるいは選択によって、同じ生年月日時であっても、運命はまるきり異なるのであります。
しかし、その行動パターンは類似しております。
事業家として生きれば、さらに発展できる「迫力」が、平社員では飲み屋で飲んだくれで喧嘩をする「迫力」として出てしまうよーに。

同じ「原命式」でありながら運命は正反対になるケースもザラにあるのでございます。

私メをクルマに当てはめるならば、さしずめトラクターでしょーか。
一般道ではハタ迷惑な存在。
しかし傷つけられよーが、まったく意に関せず、ひたすら土を耕すのでございます。
収穫期には忘れ去られ、誰にも褒められず、ビニールシートをかぶせられ、ひっそりと納屋の隅に放置される存在というわけであります。

どんなにトラクターであろうとも、自分の原命式だけでなく、周囲の人々の原命式を知れば、それなりの幸運に浴することが可能なのであります。

問題なのは、自分をポルシェではないと知った時の絶望感でありましょーか。