2024
10.12
10.12
ミステリがすきで、古今東西のミステリを片っ端から読む習性がございます。
出だしから半分くらいまでの、いわゆる展開部分が楽しいのであります。
むろんつまらないものもございます。
映像化されヒットしていても、「なんだ、これは」とゴミ箱行きの本も多いのであります。
途中とで読むことを止めたいミステリもあり、それはつまらないからではなく、あまりに恐ろしい内容という本もございますです。
多くは昔のミステリでありますが。
占いの鑑定でいえば、「その先をいえば、相談者は青ざめるにちがいない」という種類のものでしょーか。
そーなのです。
ミステリと占いの鑑定は、どこか似ておりますです。
この大運のときに、この人は大運の良さを利用できなかったとしたら、その後の人生は…といくつかの筋道を立てて推理するよーにであります。
同じ生年月日時でも、環境が異なるとまつたく別の人生が待ち構え、それぞれの辿る運命を推理するよーにであります。
この忌神が元神を生じているうちは、相談者にプラスになるが、もしも元神を軽んじた場合には、忌神が襲いかかるだろう。そしてその危険率は高い。なぜなら、相談者と元神の人との相性には亀裂が入っているからと推理するよーにであります。
ああ、そろそろ神保町の古書店に足をのばしたくなりました。
なかなか手に入らない古典ミステリが無造作に並んでいるからであります。
読書の秋でありますね。