2024
10.16

東洋系の占いをもっぱらとしている私メは、ときどき、
「干支の起源はいつなのだろうか?」
と思考がクローズすることがございます。

東洋の干支、つまり陰暦の干支であります。
甲子年の甲子月の甲子日の甲子刻でスタートしたのは何時なのかと。
甲子刻は甲子日の午前零時(23時から午前1時)だから考えなくてもイイとして。

干は10通り、支は12通りで、その組み合わせは甲子からスタートして癸亥で1サイクル。また甲子に戻るわけで、年と月の干支は別々のサイクルであります。
日の干支は、1日は子刻から始まり亥刻で終わりますが、干は日によって異なるのであります。

断易とか四柱推命、奇門遁甲を読み解くとき、この干支は絶対に必要な条件であります。
その干支を目の前にして、呆然となり思考停止となることがあるのであります。

これが西暦ですと、イエス・キリストの生誕の年が紀元元年となっておりますから、何も考える余地はございません。

陰暦の、甲子年甲子月甲子日は西暦でいえばいつなのか。
その年に天体に何が起きたのか、それとも古代の賢人が四季とか月の満ち欠けによって起点を決めたのか。
AIの技術によって簡単に解明できそうなものですが、まだそのようなニュースを耳にしておりません。

知らなくても良い事かもしれませんが、齢七十を越えたとたんに、そういうことが気になって仕方ないのであります。

そーいうメカニズムを知らないと、なぜ占いが的中するのか、という核心を分からぬままにあの世に行ってしまうのであります。