2024
11.28
11.28
十傳スクールの講義に、寝坊して、スタートが間に合わなかったという夢を見ました。
それだけなら夢の中で焦りつづけたはずです。
ところが、機材を忘れ、テキストも不備という事態が重なりましたから、
「これは夢だろう」
と気づいたのでした。
夢ならば時間を巻き戻すことも、忘れた物などを魔法のよーに手元に出現する事だって出来るはずだと思い、「えーい」と余裕で呪文を唱えました。
が、こんどは夢の野郎が抵抗し、それらを魔法が使えませんでした。
「これは夢の引力に違いない」
と断定し、窓を開けて身を空中に躍らせました。
すると、ふんわりと空に浮かんだのであります。
その時点で、なぜ身を飛び下りしたのかを、すっかり忘れ、今度は浮遊体験を楽しんだのでございます。
齢を取ると、だいたいがこーでございます。
悪夢も、だいたいは夢だろうと、悪夢に慣れてしまうから面白くありません。
と、TVを見ましたら、どこかの議員のマンションが火事で、二人が不明というニュース。
こいつらは、この火の海のなかで夢ではないかと思ったのかどーか。
すこしザマがイイのでありました。