2011
05.10

この画像ではハッキリとは見えませんが、真木よう子の手のひらにはホクロができつつあるようです。

むかしの手相では、女性の手のひらのホクロは凶でありました。
しぶとい女、図々しい女、身勝手な女、男まさりな女、というわけで封建的な社会では妻としてふさわしくないとみなされていたようでございます。

が、最近は男に依存して生きていくことの方が無謀なのであります。男は頼りにならない時代になってきているのであります。
被災者で、夫婦そろって生き残ったものの、家を失った家庭が映し出されました。夫は呆然自失、奥さんの方が現実的に今後を考えている感じが伝わってくる映像でありました。
その奥さんの手のひらにホクロです。
あっ、これは夫を捨てるだろうな、と直感いたしました。

生命線の下の方にうっすらとホクロができつつあるのがわかるでしょうか。

だから夫を捨てると単純に判断することはできませんが、彼女の心の中で「自分がちゃんとしないでどうする」という自立の機運が高まっているのはじじつなのであります。

女性経営者として成功している多くは、やはり手のひらにホクロがあるのは知られざる事実であります。

ホクロの手のひらの保有者は、家庭に収まるのは宝の持ち腐れであります。
が、共同経営など生ぬるい考えもダメであります。
一人で仕事を立ち上げないといけません。

趣味など特技から起業することで成功いたしますです。

新宿三丁目に、シメの店がありました。
シメというのは、いろいろ店をまわって最後の店といういみです。のんベェにはとても重要な店なのであります。

そのママも手のひらにもホクロ。
「だから亭主が死んだのかな、強すぎて」
なんて笑っていましたが、震災前に彼女も病気で亡くなったのであります。
馴染みの店を失ってしまいましたけれど、手のひらにホクロを持つ女性の運命を、ふと思い出したわけであります。