2015
09.04

犬のナッツの術後の回復のために、朝鮮人参をいただいたのでございましたが、そうとは知らず、私メは味見にと、ひと齧りしたのでありました。

すると、どーでしょう!
翌朝、股間にあるグランデがみちみちとなっていたのでありました。

まぁ、まだ朝立ちに恵まれておるのでありましたが、その朝は重たくはれ上がっていましたから、寝床でしばらく弄ぶタノシミが加算されたというわけでございます。

古い時代劇で労咳の貧乏人に、町医者が「朝鮮人参さえあれば…」と語るシーンがあったものですが、別の意味で、クタンとなった男たちに「朝鮮人参さえあれば…」と可能性を示唆したいものでございます。

が、この朝鮮人参は長野産で、ほとんどが輸出され、国内で手に入れることは難しいとのこと。
であれば、やはり赤ひげ薬局かバイアグラに頼るしかないのでございましょうか。
いやいや、そんな生臭い事を申しているのではありませんです。

目覚めたときの股間の重さが、どれだけ生きる活力になるのかを強調したいのであります。
薬缶を引っかけたりして誇示したおバカな行為も今はむかし。
せいぜいバスタオルをかけるくらいが関の山でございましょう。

「もう、いれるの。まだ濡れてないのに」
「いいから、いいから」
と焦るのも、いつ中折れになるか心配になる40代以降の男たちの特徴かもしれませぬ。

脳髄が真っ白になるほど興奮し、はちきれんばかりのグランデをもてあました若き時代が懐かしく、もはや週刊大衆くらいでは反応しない気難しいグランデ。

コリコリと今宵も齧り、朝のしやわせを謳歌したいものでございますです。
ナッツの口にはいるのはいつの事やら、永遠にないかもしれないという予感が濃厚なのでございました。