2022
09.07

画像のよーな、いにしえからの立ち食いそば屋が、最近、急速に姿を消しておりますです。
清潔なスタンド蕎麦のチェーン店に押しのけられているのでありましょーか。

むかしが良かったとは言いたくはございませんが、個人経営でやっている店を見かけると、つい応援したくなるのでございます。
店内を覗くと、ホントの立ち食いそば屋。
五人も入ればいっぱいという狭さ。

男どもが背中を丸めながら、蕎麦をすすることに集中しているのでありました。

そーいえば喫茶店も少なくなり、カフェとかで、出来る人みたいにPCをチャカッとやっているチェーン店ばかりでございます。

蕎麦屋の外では、
「国葬反対!」
の集会とか、署名を求める方々が、残暑の中で頑張っているのでございました。
「神風を呼ぶ祈祷をしても面白いのに…」
たとえば、坊主たちが集まり、国葬の日に東京に大型台風が直撃したり、大地震が発生するよーな、災害を呼び込む祈祷をしたら、さぞ愉快だろーなどと幻想するのでありました。

そんなのん気に気持ちになれるのも、いにしえの立ち食いそばをみかけた懐かしさからでありましょー。
おにぎりをいくつか買い、電車にのりこむのでありました。

そーです、ここは東京ではございません。
たまに遠征するのも悪くはございませんです。

もしかすると、東京でも、町屋あたりには、こんな店が残っているのかもしれませんです。
春先に、行った町屋駅周辺には、
「生保の人たちを救おう!」
と、共産党の下っ端の党員の方でしょーか、募金用のポリバケツを地面に置き、疫病によって働き口が減ったことをマイクロフォンで高らかに訴えている場に遭遇いたしましたっけ。

世の中は、そんなことでは良くはなりません。
なるはずがございません。

であれば、立ち食いそば屋で、汁まで味わい尽くすことの方がまし。
しかし、そんな店も失われていくばかりなのでございます。