2022
09.23

去年、漬けたものがあるから、今年は止そうと決めておりましたが、青唐辛子や紫蘇の実があまりに安かったので。つい手を出してしまいました。

一カ月遅れの南蛮の一升漬けとあいなったのであります。

キッチンで南蛮を刻むと、その青臭い臭いがこもるので納屋の前で。
素手で南蛮を刻むと、二、三日辛さが手の皮膚に沁み込み、目でも擦ろーものなら、それは大変なことになるので、オペ用のゴム手袋をはめたのであります。

今年で三度目。
粛々と作業は続けられたのであります。

これも、いずれ根絶やしにしなければならぬ中国人が故意に流行らせた新型コロナの置き土産なのであります。いや、中国人の渡日を歓迎する日本ザルも壊滅させるべきなのかも知れませんが。

疫病前までは、この一升漬け。ある蕎麦屋で扱っておりまして、しかし、疫病をきっかけに、それまで販売していたくせに、
「いえ、何の話ですか?」
とトボケられたのでありました。

もう食えぬのかと弱っておりましたが、ぞーだと気づいたのでした。
「自分で作ればイイのだ」と。

そのほか色々と新型肺炎の置き土産はございます。
新幹線をはじめとする交通機関の空席が目立ち、とても快適なこと。
葬式や結婚式などの式典が、バカに簡略化され、時間や慶弔費がかからなくなったこと。
絆とかスキンシップのオショシイ行為が薄れ、ハグされなくなったこと。
実質、鎖国となったこと。

数え上げたらキリがございません。

さて、
「東京からコロナをもって来るから」
と二年間、避けられていた妹が、どーやら感染したらしいのであります。4回目の接種をしたのに、であります。
油断したのでしょーか。6月から実家にイヤに顔を見せだしたのであります。

と、いうわけで、ひとり黙々と一升漬けをつくったりする田舎暮らしなのでありました。