2023
06.09

現在、十傳スクールで「奇門遁甲家相術」を講義していますです。
家相は、地形や家のたたずまいなどを、
形で判断する「巒頭」と、
形のないもので判断する「理気」
とに分かれ、前半は「巒頭」の講義をしております。

家相は、以前セミナーでも扱いましたが、「巒頭」をふたたび取り上げることについて、
「まてよ」
ちと欲が出たのであります。

地相を、その形で判断することは、机上の勉強では簡単であります。しかし、頭で分かったつもりになるだけで、マスターするとなると仙人さん以上の判断力が要求されるのであります。だから、「理気」の判断で補うことに家相の歴史があるのであります。

そこで、家相術の講義では、「気」を読み取る訓練を導入いたしました。
第1回目、第2回目の講義で、その訓練のための時間を割いております。

たとえば、この葉。
よーくご覧ください。
といっても画像ですから、凝視しても何も感じ取ることはできますまい。

しかし、摘み取ったばかりの若葉からは「生気」が発せられているはすでございます。
それを感じ取るという訓練。

「とても無理だ」
かもしれません。
けれど、感じとるコツを知れば、普通の人よりは、敏感に「痛いくらいのり何かを感じました」ということになれるのであります。

この方法は、いつになるか未定ですが、「人相」の講義をする場合にも導入したいと思っております。