2023
06.19

桜桃忌なので、さくらんぼ。

地震で東北新幹線が不通になり、新潟から羽越線で北上し、モリオカに向かったのは、たしか昨年の春だったと思います。
中国人が元凶である新型肺炎の3年間は、記憶がとても薄いのであります。
2020年は何をしていた。2021年は、2022年は。
愚かな五輪に執着したバカ総理に正義の銃弾で天誅をくわえてくれたのはたしか昨年であったはず。そう、昨年の春でございます。

羽越線の各駅列車での乗り換えのため、山形の酒田駅で40分以上も足止めをくらいまして、ホームの外に出られたのであります。
つまり、「買い物をしてちょ」というはからいでございました。

駅のショッピングコーナーで見つけたのが、『さくらんぼ漬け』でございました。
塩漬けにした、さくらんぼのほのかな甘みもさることながら、見ための美しさでございました。

東北の漬物は、見た目が醜いのであります。
「食えるのか?」と口にするまでに勇気が必要であります。

食ってしまうと病みつきになる辛さだったりいたします。

これが今日とのお漬物でしたら、だいたいはなべて見た目がお上品であります。
そしてから「これは美味い」とか「もうちょっとだな」と味比べするわけであります。

東北と京都のお女性の味比べに話をもっていくわけではございませんが、東北は見た目をあまり気にしないなかで、酒田でみつけたサクランボ漬けは、心を躍らせるものでございました。

あれから1年か。
コロナの時代は良かった、電車も空いて、街もガラーンとしていて。