2022
01.08

断易は陰陽六つの組み合わせで、さまざまな事象を占うことが出来ますです。

三枚のコインよって陰陽を出すことが古くからの方法でありました。
私メはもっぱら画像の神蓍に象牙の八面体のサイコロを仕込み、それを振って卦を出しております。
希望者には、この神蓍をお届けいたしました。

が、中に入れる象牙のサイコロがなかなか入手できない状態なのであります。

とは申しましても、断易の卦を出すのに、なにも象牙のサイコロが不可欠ではございません。
述べましたよーに、コインで卦を出すことも可能だし、円蓍もございます。

そこで考えました。
画像の神蓍には、六つの部屋に、それぞれ小さな六面体のサイコロを三つずつ入れましたです。

陽は、1と3と5。つまり奇数です。
陰は、2と4と6。つまり偶数です。

これによって、3つのうち奇数が2であれば陽。奇数が3つであれば、つまり陽の変爻。
3つのうち偶数が2つであれば陰。偶数が3つであれば、つまり陰の変爻。

紛らわしいので、奇数は赤く塗りました。
これで陰か陽かが一目で分かりますです。

なにも象牙の8面体のサイコロに拘ることはないのであります。

ちなみに、右から、黒が3つなので陰の変爻。
真ん中は、赤が3つなので陽の変爻。
左側は、偶数が2つ、奇数が1なので陰となるのであります。

象牙が見つかるまで神蓍をしまっておくのはもったいないであります。
この計18個のサイコロで断易と親しんでくださいまし。