2022
01.15

春嫌いの私メにとって、寒中の、この蕾は恐怖をそそるものでございます。

なんとかオミクロンとか猛威をふるい世界中を混乱の渦に巻き込んでいて、かえってソコで落ち着きを得られますが、重症の患者が少ないということは、ウィルスは、
「広がって、ひとまず生き延びたい」
証拠のよーな気がいたしまして、騒ぎの割には、それほどでもないのだろう、などと気持ちが揺れ動くのであります。

食い物が不足した時に、ご飯をお粥にして配給するのに似ていなくもないのであります。
あるいは、毒性が強く人間が死んでしまっては、ウィルスもまた死滅するから、毒性を弱くして、人の体内で長く生き延びよーと方向性を変えたとも考えられますです。

北京五輪というキチガイ騒ぎはどーなるのか。
中国というだけで日本人全員だと思いますが、それだけで無性に腹が立つのに、そこに五輪という忌々しい祭典が加算されるのですから、
「参加した選手は焼却処分しろ!」
自室で吠えるのであります。
すると耳の底で、
「選手じゃなくて、いまはアスリートというんだもんね」
が聞こえ、
「みんな滅びてしまえ!」

が、庭の蕾は、日1日とゆっくりと、しかし加速度をともなって膨らみ、やがては、
「春ですよ~」
夏の前である宣言をするのでありましょー。

逆らえない時の流れでございますです。

占いで、木行は卯月に帝旺となりますです。つまり草木は3月にお盛んになるのでありますけれど、その芽が出るのは、長生である11月。十二支では亥月なのでございます。
何事にも、兆しがあるのであります。
とすれば、いまは丑月、冠帯。いよいよ春が近いのであります。
来月は寅月。夏の芽生えであります。

諦めしか、救いの道はないよーであります。