2022
01.29

自粛っぽい世相のなか、またまた非国民をしてしまいましたです。
温泉でくつろいだのでございます。

モリオカでも十分に寒いのに、山のなかの、この温泉地は白い氷雪にすっぽりと閉ざされ、画像には写っていませんが、背後は吹雪が渦巻いているのでありました。
もう肩まで湯に沈めていないと耐えられない冷え込み。
髪の毛が凍てついてゴワゴワなのであります。
湯の温度も外気にさらわれ、ぬるいのであります。

なぜ、そーしてまで耐えているのか。
答えは一つ。
混浴風呂だからでございます。

ずっとむかし、壱岐だったかでも、やはり混浴でありました。
誰もいないはずでしたのに、湯気に隠れて岩だとばかり思っていた、その岩が動き、そこではじめて老婆だと気づいたのでありました。
でも、そのあとに五、六人のオバちゃんたちが入ってきて私メをみとめ、いっしゅん躊躇したよーでしたが、
「いいよね、いいよね、平気よね」
と誰かのかけ声で、すっぽんぽん。
ギョッとしましたが、しばらくしたらバスガイドだというお女性も合流いたしました。僥倖でございました。

そんな快の記憶が脳みそにへばりついて残っておりますもので、こーして寒風に、なさけなく顔をゆがめて待機していたのでありました。

が、少ない温泉客のなかで同湯したいお女性のいないことを、はじめてのよーに思い出し、では、ブログをご覧の皆様にご覧に入れよーと、凍った石畳みを縮みあがったペニスを上下にゆらしながら小走りに走り、脱衣所に用意していたデジカメを持ちだし、自撮りした次第でございます。
一時間も浸かっていましたが、お女性はおろか、男も、誰一人露天風呂にはいってきたお方はおりませんでした。

湯疲れしまして、小量のお酒でノックダウンしたというのは、また別のお話になりますですね。
非国民のお知らせでありました。