2023
06.24

法事の参加者をそのままにして、ひと足お先に温泉地に到着し、図書コーナーでミステリを眺めつつリラックスしているのでした。

二時間ほどあとは酒盛りが始まる、いわば嵐の前の静けさでございます。

旅館はバカに混んでおります。
痩せもデブも、気取った者も、田舎っぺも押し寄せております。
思えば、ここ数年間はコロナとかいう情報にふりまわされステイホームでございました。

しかし、見晴らしの悪い土手が目の前にせまる、この一室はいたって静か。
そして恐ろしいことに、従業員の一部は、私メを憶えているのでございました。
これだから地方は困ったものであります。
「無視してくれ」
親族の奴らに怪しまれるではないか。

まさか、食事の際に、
「前回は、このお酒をお褒めでございましたが…」
などと言われるのではあるまいな。

そんな妄想に怯えるものですから、ミステリの内容が頭に入ってまいりませぬ。

あきらめて温泉でひと風呂浴びてくるか…。

2023
06.23

いつものことですが、モリオカ三日目から疲れが出てくるのであります。
生活が関東とは異なり、疲れの原因はソコにあるのでしょー。
草刈り、法事、肥料づくりですから。

そんなときマグロが届きましたです。
隠れた勃起薬として重宝するのがマグロでございます。

が、今回は老体にたいする潤滑油としての効果。
スーパーで大根と大葉を求めまして…、それからお酒を求めましてゆっくりと味わうのでありました。

お酒は酸味のきいた濁り酒。
たちまちグラリと効いてきました。

今年は気温は低めながら、へんに蒸すのであります。
じつは朝、油断して傷みかけている豆腐料理を食ったせいで、いささかヤバかったのでございます。余計な体力を使ったために睡魔に見舞われ、
「これは麻薬が必要かも」
と思われましたが、マグロで復調できそーでございます。

麻薬と申しましたが、鎮痛剤でございますから、タレ込んでは困りますですよ。
庭に、ケシの花が咲いてはおりますが。

こうブログをUPしているのですが、目を開いていられませんから、本日はこのへんで。

2023
06.22

家の周囲に「見張り番」を取り付けたのであります。

ドロボーに対するというよりは、冬への備えでございます。

見張り番から送られた映像は、私メのスマホに映し出されるのであります。
画像は、門から玄関までのアプローチであります。
このアプローチには、ロードヒーティングという、雪が降っても雪を溶かして積もらせない電気の装置が敷かれているのであります。

が、ひと冬中電気を流すのは不経済。

そこで活躍するのが見張り番。
関東に居ながらにして、モリオカの実家の積雪の状態が見えるのであります。
「降りそうだな」
と雪を見て、やはりスマホの操作でロードヒーティングがオンに出来るのであります。

見張り番は買取なので便利。
月々の使用代は不要であります。
リースなどにしてしまうと、更新更新で最終的にはバカバカしい結果にかなりの額をパクられるのであります。

で、スマホを見ていましたら、どこかのネコが通り過ぎようとしていました。
「こらこら!」
声を掛けました。
そーです、見張り番は音声も出るのであります。

ギョッとしたよーにネコは身を固め、声の主を探そーとしておりました。

これは使えるぞ。
不謹慎なことを思いつき、ニヤッとしたことでした。