2023
06.21
愕然という言葉は知っておりましたが、ガクゼンといたしましたです。
裏玄関に、新聞のチラシ。
訊ねずとも、
「汚ねぐなるがらさ」
答えは、コレに決まっております。
オヒャレなキッチンが台無しなのであります。
「…マットを買いに行こう、ひとりで」
心に決めましたです。
キッチンはとくに清潔に。
家相の原則であります。
が、本人は、これが清潔とかたくなに信じておりましょう。
マットを購入したとしても、私メが関東に去った後は、ふたたび新聞の広告を敷き詰めることになることもまた、長すぎる付き合いから知っておるのであります。
バスマットもしかりですから。
ハイセンスなマットをセットしましたら、その上に、使い古した灰色の雑巾を広げておるのであります。
「あんや、キレイだよ」
すべて台無しなのであります。
老母の部屋からキッチンとバスマットはひと続きであります。
このエリヤは諦めることとし、見えぬよーにドアを閉め、汚れなきエリアを防御するしかございません。
老母の使うトイレは分かりません。
が、おそらく使い古したスリッパ。そしてペーパーは、中央の穴の極端に狭いやつを使っているに相違ございません。
いやだ、いやだ。おー、いやだ、たすけでけろー!
ふと、与える肥料に、ジャガイモの芽を忍ばせようかと衝動がはしるのでございました。
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十傳の日記 /
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2023
06.20
実家のお庭は、ご覧のとおり雑草がはびこっておりました。
父が死んでから20年間。
夏は草刈り、冬は雪かきを繰り返しているのでありました。
「シーシュポスの神話だ…」
やってもやっても、次から次へと草が生え、冬は雪が降り。
食っても食っても、数時間すれば腹が減るのと同じことであります。
寝ても寝ても1日もたたぬうちに眠くなり。夜になったかと思うと朝が来る。
思えばバカバカしいのであります。
「草刈りやめた!」
と放棄してしまえば楽なのでしょーが、無駄だと承知しながらも、きっと気づけば草むしりに大汗をかいていることになっているのでございましょー。
死んでしまえばそれも終わり…いや、まさか死んでもオギャーと生まれるのではあるまいな。
四柱推命には12運というエンジンがあり、胎から始まり養、長生と育ち帝旺で頂点を極めると病気になって死んでしまい、土に帰ると、ふたたび胎から始まるという輪廻転生のエンジンでございます。
天体の動きを見つめると、ひょっとすると、この輪廻転生という恐ろしいサイクルが現実にならないとも限りませんです。
ただ次に生まれるのは雑草であって、私メという雑草は、私メに引っこ抜かれるかもしれませんです。
でも人間に生まれるよりはマシかも。
また学校に通い、お女性たちに魂をふるわせ、バカな易者などになり下がり、戦火にまかれて死んでしまうより、雑草のまま引っこ抜かれたほうが楽かもしれませんです。
それにしても、明日は草刈りか…。
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死の扉 /
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2023
06.19
桜桃忌なので、さくらんぼ。
地震で東北新幹線が不通になり、新潟から羽越線で北上し、モリオカに向かったのは、たしか昨年の春だったと思います。
中国人が元凶である新型肺炎の3年間は、記憶がとても薄いのであります。
2020年は何をしていた。2021年は、2022年は。
愚かな五輪に執着したバカ総理に正義の銃弾で天誅をくわえてくれたのはたしか昨年であったはず。そう、昨年の春でございます。
羽越線の各駅列車での乗り換えのため、山形の酒田駅で40分以上も足止めをくらいまして、ホームの外に出られたのであります。
つまり、「買い物をしてちょ」というはからいでございました。
駅のショッピングコーナーで見つけたのが、『さくらんぼ漬け』でございました。
塩漬けにした、さくらんぼのほのかな甘みもさることながら、見ための美しさでございました。
東北の漬物は、見た目が醜いのであります。
「食えるのか?」と口にするまでに勇気が必要であります。
食ってしまうと病みつきになる辛さだったりいたします。
これが今日とのお漬物でしたら、だいたいはなべて見た目がお上品であります。
そしてから「これは美味い」とか「もうちょっとだな」と味比べするわけであります。
東北と京都のお女性の味比べに話をもっていくわけではございませんが、東北は見た目をあまり気にしないなかで、酒田でみつけたサクランボ漬けは、心を躍らせるものでございました。
あれから1年か。
コロナの時代は良かった、電車も空いて、街もガラーンとしていて。
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開運料理 /
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