2021
05.05
05.05
昨年の11月に冬眠させたカメ子でありますが、いくらなんでも、
「5月だぞ」
冬眠用の水槽から、リビングに移しましたです。
例年だと、あたたかなお湯に漬けておくと半日ほどで食欲に目覚めます。
食欲に目覚めれば、自動的に人懐っこく餌をねだりに来るのでありますが、
「むすっ」
としたまま、甲羅の奥から様子をうかがっているのであります。
お目覚めが悪いご様子でございます。
今年で30歳を超えるカメ子であります。
だいたい寿命が60歳と申しますから、まだまだ余命がございます。
しかし、冬眠を終えるたびに体調もひとまわり大きくなり、体重もずっしり。
不機嫌なのは世相を反映しているからだと思ってしまうのは、私メの職業的な習性でありましょうか。
飼いだしてから初めてのことなのであります。
ロメオが頭とか脚などを甘噛みして遊ぶのが習わしでしたが、石のように甲羅から出てきませんから、ロメオも、
「勝手にしろ」
と相手にするのをよしたよーでございます。
「オメたちも甲羅に隠れたほうが身のためだよ」
などと警告しているのかもしれません。
じじつ疫病が蔓延していても札幌ではプレ五輪をしたよーですから、
「政治家とかは何もしてくれないぞ」
の意識を持ち、自分のことは自分でシッカリしなくてはならない時代になったのでございましょう。
そーいう意味では、良い時代なのかもしれませぬ。
さーて、カメ子は不機嫌ですが、今年も元気に冬眠から覚めたお祝いに、酒盛りでもと。