2021
05.04

祖母の夢を連続して見たのであります。
亡くなってから24年も経過しております。

モリオカの実家に施設の車でやってきて、私メも、
「お帰りなさい」
と死んでいることを忘れているのであります。

連続する夢には、意味があるはずであります。
祖母の言葉とか、来ている者や、従者などを思い出そうとするのですが、ほれほれ、夢の事ですから、あくまでもぼんやりなのであります。

二年前に死んだ叔父を許していないことが心に引っ掛かっているのでありましょーか。
「ぜったいに成仏してやらぬ」
この世から、あの世を呪うのであります。

あるいは何らかの危機を教えよーとしているのか。
中国人が故意に流行らした新型肺炎がさらに蔓延し、東京は絶滅を前にしてのん気に五輪ごっこをしようとしておりますが、それらを含んだ危機を、祖母が夢になって示唆しているのか。
「まさか」
人は必ず死ぬわけで、わざわざそんなことを死者が教えるワケがございません。

では、巨万の富を得る前触れか。
それなら嬉しいのですが、具体的なヒントすら分からないところに、忌々しさが残りますです。

夢はあの世との懸け橋であれば、面白いのです。
寝ていて自分のいびきを外側から聞こえることがございますが、あれも面白うございます。

夜の夢もそーですが、それ以上に午前中に、
「もう一寝入りするか」
その時に見る夢は、妙にリアルで、それも楽しゅうございます。

忘れられない夢は、もう30年ほど以前に見た夢であります。
死刑になる夢でありました。
刑場で処刑され、震えながら目覚めました。

その数日後に、人生に光が降り注いできたのであります。